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チェンマイのバリスタ

Filed under チェンマイ食べ物紀行

2009 07 03 Fri

細い道具を使う
細い棒でふわふわのミルクの上に描かれているのはジャトゥカームラーマテープ像
このお守りが大ブームになった時に
お客さんのリクエストでカフェに描いたところ
このバリスタもチェンマイで一気に有名になった。

バリスタのネーさん
彼の名前はリティクライ・プロマデ(通称:ネー)さん。
大のコーヒー好きで、学生の時に2年間カフェを開いていた経験がある。
それは失敗に終わってしまったが、コーヒーへの情熱は冷めることなく、
その後もドイチャーンなどの山岳部へ行ってコーヒー豆を見学したり、
山岳民族に植え方を教わったり、
外国人から様々なコーヒー豆を送ってもらったりして勉強する。
スターバックスが世界中で人気がある理由や、
本場イタリアのコーヒーはどんなものなのかなども研究し、
シンガポールとBKでは専門家から研修を受けた。

猫
ネーさんがコーヒーにどうしてそんなに魅力を感じるのか聞いてみると、
「コーヒーはアロマ、ボディーといった深い味わいがある。
それに、地域によって味が変わってくるのが面白い」
と目を輝かせて答えてくれた。
近年は、カフェの手伝いや機材の販売、カフェ経営者へのアドバイス、
タイ・バリスタ・チャンピオンシップの審査員を務めるなど様々なことを手がけている。

絵を描くネン君
チャンピオンシップでは、エスプレッソ、カプチーノ、独自のドリンクの3種類を
15分以内に4人の審査員のために作るそうだ。
豆や牛乳などの原料も自分で選別し、
それを選んだ理由、自分の飲み物は人とどう違うのかなどを説明する。
ネーさんに大会に出たことはあるのか聞いてみると、
「いや、ないです。ああいう場所だとあがってしまい苦手なんで」
と笑う。


エスプレッソを淹れる
腕前を見せてもらうことに。
まずはコーヒーを抽出。
チェンマイのカフェは北部タイのコーヒー豆を使っているところが多いが、
彼はインド、インドネシア、タイの豆を独自にブレンドしている。
「タイの豆は香りがとても良いけど、ボディーは軽目で酸味が少しある。
冷めると苦味や渋味が出てくるので、フルボディーの豆と合わせるとよりおいしくなる」
そうだ。

ミルクを注ぐ
カップにコーヒーを入れ、温めたミルクをゆらしながら注いで模様をつける。
普通はこうやって葉などの絵を描くが、
絵柄によっては冒頭のように棒を使うこともあるという。

馬。ちょっとロバ?
リクエストに応じてイメージさえわけば何でも描いてくれる。
これは馬好きな人のリクエスト。
「馬? 馬? どんな顔だっけ?」
と言いながら描いてくれた。
ちょっとロバ似だけどかわいい。

白鳥
ミルクの上の絵を見ているだけで嬉しくなるけど、
一口飲んでまたびっくり。
コーヒーとミルクがバラバラに主張しているのではなく、
きめ細かいミルクとコーヒーが柔らかく口の中で1つに混ざり合っていく。
うまい!
秘訣を聞いてみた。
「ミルクのクリーミーさとコーヒーの濃さ、あとは動作1つ1つのタイミング。
これらでバリスタの差が出る」
ネーさんと話しているとまるでソムリエと会話しているようで、
彼の世界にどんどん引き込まれていく。
ネーさんのアートを味わいたい方はimpressoへ行ってみて。



  1. 2009/07/03(金) |
  2. チェンマイ食べ物紀行
  3. | comment:0

自然の素材

Filed under 食べ物(その他)

2009 06 23 Tue

ラーンナー市場
ソンクラーンや年末、イベントがあるとよくラーンナースタイルの市がたつ。
昔ながらの市場を再現したもので、
売り子さんは民族衣装を着て、
竹で編んだザルや籠の上にお菓子とお惣菜をのせ、
飲み物は竹筒に入れてくれる。

うずらの卵
たこ焼きを作る鉄板のようなものに
うずらの卵を割り入れたおやつ。
容器はちゃんとバナナの葉を丸く切って2枚合わせて作ってある。
本当は細い木で四隅を留めるけど、
残念ながらこのようにホッチキスを使う人も多い。
でも器がバナナの葉なのでおいしそう。
味付け醤油をかけて食べる。

カノム・クロック
これは乾燥した葉で作ってあり、
ちゃんと木で留めてある。
カノム・クロックというココナッツのお菓子。 

さとうきび
氷の上にあるのはサトウキビを一口サイズに切ったもの。
細く裂いた竹をさしてあるので
そのままポイッと口に放り込む。
かなり固いけど、かめばかむほど自然の甘味がじゅわ〜っと出てくる。 

フレンチフライ
そしてフレンチフライという今風のおやつだってこの通り!
自然の素材に入れれば雰囲気もおいしさもがらっと変わる。
プラスチックやビニールは便利だけど
自然の恵みを頂く生活はほっとする。



  1. 2009/06/23(火) |
  2. 食べ物(その他)
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ノーン、ノーン!

Filed under 文化の1つ?

2009 06 16 Tue

「ノーン、ノーン!」
手招きしながらお店の人を呼ぶ。
「ノーン」とは自分より年下を表わす言葉だ。
名前に付ければ「ちゃん」や「君」といった意味にもなる。
「ノーン・スミレ」で「スミレちゃん」だ。

それとは反対に、
自分より少し年上の場合は男女問わず「ピー」をつける。
「ピー・ツバキ」で「ツバキさん」だ。

「ノーン」や「ピー」だけでも使える便利な言葉で、
市場や食堂などで店の人に声をかける時に
「すみません」代わりにも使用できる。
だからお勘定をする時には冒頭のように言って
ウェイトレス・ウェイターを呼ぶ。

以前は、「ノーン、ノーン!」と呼ぶ人を見ると、
従業員や使用人をあごで使うような
「偉そうなマダム」という印象を受けたけど、
今は私も「ノーン」と言う。
数年前までは誰かまわず「ピー」と呼んでいたけど、
周りの人が私のことを「ピー」と呼ぶようになり、
はたと自分の年齢を自覚したのだ。
この頃は自分より年下のほうがはるかに多く、
「ピー」と呼べる人が少ない。

「この人と私、どっちが上かな」
と考え、失礼にならないように
「ピー」や「ノーン」と言っていた時期もあったけど、
その移行期間も過ぎ、
今では堂々と「ノーン、ノーン」と呼べるようになった。
それは楽でいいことだけど、
私の声も「マダム」のように聞こえているのだろうか。



  1. 2009/06/16(火) |
  2. 文化の1つ?
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再利用も考えもの?

Filed under びっくりチェンマイ!

2009 06 09 Tue

配達されてくる水
チェンマイは物価が安いけど、
水を買わないといけないので高いのか安いのか。
ミネラルウォーターや殺菌済みの飲料水を
スーパーで買っているとおいつかないので、
だいたいの人が業者に頼んで水を届けてもらう。
ペットボトルに入ったものと大きなタンク入りのものがあり、
後者のほうが割安だけど、自分で小分けしないといけない。
それに10ℓほど入っているので
自分で持ち上げるにはものすごーく重い。
だから私はペットボトルのほうを買っているが、
それもどうかと思うことがある。

ソムポーイ水
このボトルはリサイクルするので、
水がなくなると業者が引き取りに来て、
新しいのを置いていく。
もちろんそこで殺菌消毒はするだろうけど、
誰かが違う用途で使っていたかもしれない
と思うからだ。
考えすぎか?
前はそんなことを疑いもしなかったけど、
私の友達家族が違うものを入れているのを見てからは
そういう不安がでてきたのだ。
温泉に行った時は、
体に良いからとペットボトルに5本、温泉水を汲んできた。
ソンクラーン正月の時は、仏像や家族・親戚にかける
お花と香りが入った聖水ソムポーイ水を入れている。
温泉水もソンポーイも汚なくはないけど、
やっぱり飲料水以外のものを入れるのは気持ちいいものではない。
「どうせまた殺菌するから大丈夫だよ」
と友達は言うけど、やっぱりイヤだな。



  1. 2009/06/09(火) |
  2. びっくりチェンマイ!
  3. | comment:4

王宮のバナナ揚げ

Filed under チェンマイ食べ物紀行

2009 06 04 Thu

カオマオトード・チャオワン
揚げバナナは定番のおやつだけど、
それをちょっと豪華にしたものが「カーオマオ・トード」だ。
本当はバナナの上に天かすがのっているだけだが、
このお店のは大きな衣で3本のバナナをくるくるっと包んである。
手がこんでいて美しいので
お客さんからは
「カーオマオ・トード・チャオワン(王宮)」と呼ばれている。

アムノーイおじさん
これを作っているのは、アユタヤ県出身のアムノーイさん。
アユタヤでは魚のBBQ屋を営業していたが、
チェンマイが好きで10年ほど前に奥さんと移り住んだ。
お母さんがタイ菓子を作るのが好きだったので、
チェンマイでは揚げバナナを売ることにする。
当初は1日バナナが30-40房、売り上げが2、3000バーツと良かったけど、
競争相手と物価の上昇で利益はガタンと落ちたという。
「以前はゴマが1キロ25Bだったのが、今は130B。
お砂糖は12Bから28B、ココナッツミルクが1キロ22Bから50Bだよ!」
アムノーイさんはそう嘆くけど、売っている値段は昔のままだという。

クルウェイ・カイカーオマオ
一般のバナナ揚げと違うのは、
バナナをスライスせずに1本まるごと揚げていることと
クルウェイ・カイというとても小さく香りが良いバナナを使うこと。
このバナナは揚げると色が濃い黄色になり、
ねっとり柔らかく、そしてとても甘くなる。
そして重要なのが、
このお菓子の名前にもなっている「カーオマオ」という
若草色の若いお米を衣に混ぜることだ。

砂糖を混ぜるカオマオを混ぜる衣
包むこんな感じ衣をつける
作り方は、
(1)まずお鍋にココナッツミルクを入れて火にかけ、
塩と削ったココナッツを加える。
(2)砂糖、カーオマオを順に入れる。
焦げないようによく混ぜ、水分を飛ばしていく。
(3)耳たぶほどの固さになり、まとまってきたら火からおろす。
(4)その生地を団子状に丸め、平たくし、
(5)バナナを置いて、包むように満遍なくつける。
(6)小麦粉、水、塩、ゴマを混ぜた衣をつければ準備完了。

こんな風に揚がる
こんな風にカラッと揚げる。
まるでコロッケみたいだ。

天かすのような衣を作る細長く形を整える網の衣にのせる
次は衣作り。
(1)ココナッツミルク、塩、片栗粉、卵を混ぜたものをビニール袋に入れ、
角を切って、そこからシュワーッと油に流し入れる。
(2)細長く形を整えていく。
(3)そこに揚げたバナナを3本のせ、

くるくるっと巻く
くるくるっと丁寧に包めばできあがり!

中には黄色のバナナが入っている
一般のバナナ揚げがカジュアルだとしたら、
これはドレスをまとった貴婦人のようだ。
周りの部分はカリカリッと固めに揚げられていて、塩味がする。
バナナの部分は一口食べると、濃厚な香りが口に広がり、
徐々にココナッツのシャキシャキした食感や
自然の甘味が舌に広がる。
濃縮された甘さがあるので、1本で満足かも。
*お店「クルウェイ・トード・ファーターニー



  1. 2009/06/04(木) |
  2. チェンマイ食べ物紀行
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コリアンダーの花

Filed under チェンマイの暮らし

2009 05 28 Thu

コリアンダーの花
育てているコリアンダー(パクチー)が花を咲かせた。
真っ白い可憐な花。
コリアンダーの匂いや味が苦手な人でも
きっと花なら喜ぶに違いない。
私もタイに行き始めた頃はどうしてもコリアンダーに馴染めず、
ラーメンやスープに入っていると全部よけて食べた。
今ではこれがないと物足りない。

コリアンダーの花たち
葉を食べるには育ちすぎてしまっているので、
道端に生えている花と一緒に部屋に飾ることにした。
生け花やフラワーアレンジメントなどのセンスはないので、
ただ花瓶にさすだけ。
切る時にぷんっとパクチーの香りがした。



  1. 2009/05/28(木) |
  2. チェンマイの暮らし
  3. | comment:4

絵本の読み聞かせ

Filed under チェンマイの人たち

2009 05 25 Mon

書店で座り読みする子どもたち
タイ人はあまり本を読まないと言われている。
6歳以上を対象に2003年に調査したら、
平均で1人1日たった7行しか読まないという結果がでたそうだ。
それではいけないと国が力を入れたので、
2006年には1日51分と延びた。
でも、2008年には39分とまた減少。
だけど週末、本屋へ行くと
地べたに座って読書をしている子が多い。
子どもを膝にのせて絵本を読み聞かせている母親もいる。
ある少年は寝ころんで図鑑を床に広げて見ていた。
子どもたちの本の扱い方についてはひとこと言いたいが、
一生懸命に読んでいる姿はいいなと思う。

モンゴルの少女たち
読む人は読むのである。
私の友達なんかは本が大好きで
会うといつも4、5冊かかえている。
でも、逆に読まない人はまったく読まない。
値段が高いというのもあるが、
読むのが好きでないのだろう。
私も小・中学生の時は読書感想文の本以外は
マンガしか読まなかった。
1日7行にもならない。
あとは環境もあると思う。
図書館がない地域もあるし、
子どもに絵本を読んでやる習慣がない人もいるだろう。

ちんとすあまとふしぎなくり
私の友達にいとうみわちゃんという人がいる。
ボランティアでチェンマイへ来ている時に知り合ったが、
今は帰国して、次のステップに突き進んでいる。
彼女の夢は、
絵本を手にしたことのない子どもたちへ絵本を届け、
世界の子どもたちに絵本を読んであげること。
ただ、1人では限界があるので、
少しずつ具体化して読み聞かせの輪を広げているところだ。
詳しくはみわちゃんのブログをどうぞ。
(絵本の寄付や翻訳の手伝いなどができる人も募集中。)
この活動が少しずつ広がれば、
絵本を読んでもらう温かさ、愛情、
本を読む楽しさ、想像する面白さが広がるのかもしれない。
*写真は彼女の書いた絵本「ちんとすあまとふしぎなくり」



  1. 2009/05/25(月) |
  2. チェンマイの人たち
  3. | comment:2

そろそろ雨期

Filed under チェンマイの天気

2009 05 20 Wed

晴天でも雨の日でも大丈夫
先週、3日間連続して梅雨のような天気が続いた。
それが合図だったかのように、1日1回は雨が降る。
雨季突入か。
でも、まだ入りたてなので、
朝はギラギラ、昼はピーカンということが多く、
陽射しは眩しいし、痛い。

チェンマイ大学
ドイステープが青々としてきて、
裾野まで見える。
この姿を見る度に、
自然の近くに住んでいることを嬉しく思う。
空気に雨の匂いが混ざり、
気持ち良い季節になってきた。



  1. 2009/05/20(水) |
  2. チェンマイの天気
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マーブンクロン

Filed under *タイ各地

2009 05 15 Fri

マーブンクロン
用事があってバンコクへ行ってきた。
バンコクへ行くと必ず寄ってしまうのが
マーブンクロン(MBK)という大型ショッピングセンターだ。
高級ブランドというよりは、
露店のような店が上から下までびっちり並んでいる。
初めてタイへ来た時、タイ人の友達が連れてきてくれた場所だ。
あまりの店舗数と広さにびっくりし、
アジアの活気を見た気がした。
こんな楽しいところはない!
と学生だった私は興奮し、
オシャレに目がない友達とセンター内をくまなく歩いた。

イングリッシュ・ローズのアロマ・ボトルネパールのキーホルダー
その後、何度か旅行でタイへ来た時も必ずここに足を運んだ。
今では人疲れして全く楽しくないけど、
初めてきた時の思い出を探しにここへ来てしまう。
人の波に押され、すぐ来たことを後悔するけど
1軒だけ好きな店がある。
前回バンコクへ来た時に偶然見つけた店で、
2階にある「Lofty Bamboo」というショップだ。
日本人が経営するフェアトレードの店で、
タイ北部やネパールなどの製品がずらり揃っている。
どれもセンスが良くて欲しいものばかり。
私のお気に入りは、
バラのアロマ・ボトルとネパールのキーホルダー。
ボトルに木の棒を立てると、そこにアロマ液が伝わり、
ほんのり部屋をバラの香りにしてくれるものだ。
電気やロウソクを使わないのがいいし、
とにかく香りが素晴らしい。
このお店のおかげでまたMBKへ行く楽しみができた気がする。



  1. 2009/05/15(金) |
  2. *タイ各地
  3. | comment:4

定期市のマンゴー

Filed under 食べ物(果物)

2009 05 12 Tue

定期市
早起きできた時だけ、近くの定期市へ行く。
チェンマイ近郊で育てられた減農薬・無農薬の野菜や果物が売られている市場だ。
旬の北部野菜はもちろん、
季節によっては、
アボカドやズッキーニ、パプリカ、日本キュウリなどといったものまである。

マンゴー
畑で作ったものがほとんどだろうが、
時々、庭になっていた果物なんかも一緒に売っている。
今は黄色のナームドークマイとチョークアナンのマンゴーが中心。
普通、マンゴーは少し青いうちに収穫して、
エチレンガス(無害)をかけて均一に追熟することが多いそうだが、
ここのはほとんど木で熟したものだ。
「熟れたものを採っているから傷みやすいけどね。でも甘いよ!」
と売り子さんが言う。
その言葉通り、
剥いて食べると凝縮した甘さが口に広がり、
まるでキャラメルを舐めているようだ。

さて、明日は何が並ぶかな。
いや、早起きできるかね……。



  1. 2009/05/12(火) |
  2. 食べ物(果物)
  3. | comment:6

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