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チェンマイの都を守る国柱

Filed under   *特別な行事

2017 05 03 Wed

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タイ正月のソンクラーンが終わり、雨がポツポツと降り始める頃、チェンマイ市内で国柱(守護柱)を祀る「サオ・インタキン祭」が行われる。
チェンマイの人が健康で幸せに暮らせるよう、また、チェンマイの町が繁栄しますようにという願いが込められている。

ちょっとだけ説明すると、チェンマイの町(旧市街)は仏教の宇宙観に基づいて作られている。
須弥山が宇宙の中心にあり、海王星を真ん中にして8つの惑星が周りを回っていて、その現象が国や人々に影響を及ぼすという考えがある。
それと同じように、都のそれぞれの方角に惑星があり、それが人々の暮らし、運不運を左右するばかりではなく、疫病を引き起こす原因にもなると信じられている。
9カ所にはお寺が立っていて今でも儀式が行われるが、その中心となるお寺には国柱があり、国民が1年に1度、都の安泰を祈ってサオ・インタキン祭を行うのだ。

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国柱が立っているのが、旧市街のほぼ真ん中にあるワット・チェディールアン。
この建物の中にある。(女性は立ち入り禁止)

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サオ・インタキン祭の7日間、お堂の周りには花をのせる台がずらりと並べられ、チェンマイの人たちが花やお線香などを持ってきて供えていく。
別名「花を供える祭り」(サイ・カンドーク)というだけあり、境内が花で溢れかえる。
庭で摘んだもの、市場や境内で買ったものなどいろいろな花の香りが漂う。

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また、境内にはプラジャーオ・セーンフォンハーという雨乞いの仏像が安置され、人々が聖水をかけていく。
これからの稲作に必要な雨を乞うのだ。
乾季の終わりでまだほとんど雨が降らないが、なぜかこの期間中は不思議と雨がぱらっと降ることが多い。
私もお供えをしながら「おっ、雨だ」と何度か体験した。

今年のサオ・インタキン祭は、5月22-28日。
お花を持って参拝してはいかがだろうか。



  1. 2017/05/03(水) |
  2.   *特別な行事
  3. | comment:0

食べられる花、ニウの季節

Filed under   *北タイ料理

2017 02 08 Wed

ニウの花
今の季節、ニウの花が満開だ。
大空に赤色の花を咲かせている。
同じように今、炎のように花を咲かせているハナモツヤクノキがあるが、
それよりもっともっと背が高い。

ニウの花
近くで見ると、花は濃いピンク色。
手のひらサイズで、花弁は肉厚、長いおしべとめしべがついている。

ニウの花
この時期になると、花を拾ってきて、花弁とめしべを取り、

ニウの花
干して保存する。

カノムジーン・ナームンニャオ
それをどうするかというと、料理に入れるのだ。
これが北部名物の「カノムジーン・ナームンニヤオ」。
素麺のような麺にトマトミートソースのようなものをかけて食べる。
ニウの花はそんなに味はないが、歯ごたえがあり、
料理にアクセントを与えてくれる。

カノムジーンの屋台
北部料理の店で味わうことができるが、
日本人がうどんやそばをつるっと軽く食べるようにあちこちにカノムジーンの屋台がある。
まだ食べていない人はぜひ1度味見してみて。






  1. 2017/02/08(水) |
  2.   *北タイ料理
  3. | comment:0

本物の沙羅双樹はツバキ? フタバガキ? サガリバナ?

Filed under 花・植物たち

2016 06 21 Tue

サーラー

何度かこのブログでも取り上げている沙羅(さら)の木。
沙羅といえば、平家物語を思い出す人も多いのではないだろうか。
 祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
私も中学の時、暗記させられた。
その意味は中学生の頃はよくわからなかったが、
仏教国のタイに住んでからは「こういうことか」と納得することも多い。

ここで出てくる「祇園精舎」はインドにあった寺院という。
そして、「沙羅双樹(さらそうじゅ)の花」は仏教では重要な木で、
お釈迦様が入滅(亡くなる)した時に
2本の沙羅双樹が咲き誇り、散っていったと言われている。

でも実は、この沙羅双樹、国によって花が違うのだ。
インドではフタバガキ科の植物をさし、
白・クリーム色の小さな花が咲いている背の高い木だという。
私も実物を見たことがないが、
「沙羅双樹 インド」というキーワードでネット検索すると、たくさん出てくる。

ナツツバキ

そして、日本で「沙羅双樹」はこの白い花をさす。
ツバキ科のナツツバキだ。
インドの沙羅双樹は日本の気候では育たないため、
ナツツバキを沙羅双樹と呼んでいるという。
花が1日だけ咲いて落ちるので、
儚さを表してナツツバキが選ばれたのか、
葉の形が似ているからだ、など諸説あると聞く。

サーラー
そしてこちらはお馴染みタイで沙羅双樹と呼ばれている花。
南国らしい、ちょっとSF映画に出てきそうな形をしている。
タイ語で「サーラ」、「サーラランカー」という。
「沙羅双樹」の「サーラ」が入っているので、なるほどと思うが、
実はこちらもインドの沙羅双樹とは別物だとか。
何しろインドのものは小さい白い花だから。

タイではお寺の境内によくこの木が植わっているが、
どこかで間違って伝わったと言われている。
名前は似ているが、タイのサーラランカーは南米原産の植物で、
後にスリランカ、そしてタイに渡ったそう。
インドのとはまったく違う品種で、タイのものはサガリバナ科だ。
本当のインドの沙羅双樹を植えようと活動している人もいると読んだことがあるが、
きっとまだこの写真のサーラランカーが沙羅双樹と思っている人も多いのだろう。
なにしろお寺に植えられているし、仏画にも描かれているのだから。
私もそう思っていた。
とはいえ、こちらも1日だけしか咲かないので、儚いといえば儚い。
(後から後から咲くが)

沙羅双樹

いずれにしても、この花を見るとついつい見入ってしまう。
自然の神秘を感じずにはいられない。
香りも強く、色も形も魅惑的で、いかにも物語に出てきそうな花。
これが一面に咲いたらなんと幻想的なことだろう。

砲丸の木

日本語でホウガンノキ、英語でCannon Ball Tree(=砲丸の木)と言う。
果実を見れば一目瞭然、砲丸のよう。
どこか魔性の魅力を持つ木だ。




  1. 2016/06/21(火) |
  2. 花・植物たち
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花を供える行事、サオ・インタキン祭

Filed under   *チェンマイの祭り

2015 05 16 Sat

インタキン祭
チェンマイの花祭りは国内外で有名だが、
実は地元に根差したもう1つの花祭りがある。
それが「サオ・インタキン祭」、別名、花を供える祭りだ。
サオ・インタキンというのは、いわゆるチェンマイの国柱のこと。
旧市街の真ん中に位置するチェディールアンというお寺にあり、
チェンマイの人々が毎年1度参拝して国の繁栄や人々の健康や幸せを祈るのだ。

インタキン祭
この木も聖なる木で、花を供える人が後を絶たない。
境内に並べられた台の上に花を供え、木にも供えるから
お寺はみるみるうちに花で埋めつくされる。
また、雨乞いのセーンフォンハーという仏像も置かれ、
聖水をかけて雨をお願いする。
まだまだ暑いチェンマイ。
でもそろそろ雨季の始まり。
田植えの頃に必要な雨が降りますように。

この行事は7日間、5月21日まで毎日(1日中)しているので
この機会に行ってみてはいかがですか?

◎「サオ・インタキン」の記事はこちらをクリック
こちらも



  1. 2015/05/16(土) |
  2.   *チェンマイの祭り
  3. | comment:0

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