ドリアンは大人気
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チェンマイに遊びに来ている姉がドリアンを食べたいというので、市場へ向かった。
テーブルの上にはずらりと並べられたパック入りのドリアンがあったけど、割りたてがおいしいので丸ごと買うことにした。
「今日食べるのにおいしいのを選んでね」
というと、おばちゃんが包丁の取っ手でイガイガの部分をトントンと叩き、熟し具合を聞き分けてくれた。
そして選んだのがこれ。
重さを計ると4キロ。
1キロ60B(約200円)だから、240B。
「パックに入れる?それともこのまま持って行く?」
と聞くので、切り込みだけ入れてもらって、そのまま持って帰ることにした。
待っていると、大型観光バスがやってきて屋台の前で停まった。
ホテルに入るのかと思って見ていたら、団体さんが下りてきてドリアンが並んでいるテーブルをあっという間に囲んでしまった。
「これ1つ!」
「それ2つ!」
という具合にわーっとみんな買っていく。
なんとドリアンを買うために停まったのだ。
買って帰るのかと思ったら、べりっとサランラップをめくり、その場でむしゃむしゃ食べだした。
みんな真剣にもぐもぐ口を動かして1個2個とかじりついている。
本当に大好きで大好きでたまらないという感じで、もくもくと言葉も交わさずに食べている。
きっと本国では高いか少ないかでしょっちゅう食べられないのだろう。
パクパク食べた後、ドリアンの前で記念撮影をして嵐のように去って行った。
姉も彼らと一緒でせっかっくタイに来たのだからと、むしゃむしゃ食べていた。
私も好きだけど、他の果物に比べたら意外と食べる機会が少ない。
濃厚なので毎日食べたいものでもないから、ついつい見るだけのことが多い。
今回も2、3年ぶりだろうか。
それも姉が来た時だ。
おいしかったけど、今度はいつ食べるかな。
ああ、部屋が臭い……。
チェンマイ人とラムヤイ
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この時期、チェンマイの市場はラムヤイだらけになる。
タイ各地から遊びに来た観光客はチェンマイ名物のラムヤイを買い求める。
でも、地元の人はすでに食傷気味……。
「これうちの庭でなったの」
「田舎の果樹園のだよ」
実家から帰って来る人たちが続々と手にラムヤイを持ってくる。
私のアパートの入り口にも各家庭のラムヤイが積まれていく。
「これは親戚からもらったものだけど、こっちの私の家のほうがジューシーだよ」
「うちのは『リスの頭』という地元の品種で黄色くって甘いんだよ」
「庭のだから無農薬で安全だし、おいしいよ」
みんな自分のラムヤイを誉めてから渡す。
ピンクがかったもの、白いもの、ハチミツ色したもの、コリッとしているもの、ジューシーなものなど色も味も様々だ。
毎日毎日飽きるほどラムヤイがあるけど、それぞれの味を比べるのが私は好きだ。
ンゴ
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いつも不思議だなと思う。
なんでこんな形をしているんだろう?
誰が最初に食べてみようと思ったのだろうって。
タイにはそんな果物がたくさんある。
その1つがこれ。
ランブータン(ンゴ)だ。
2〜3cmの毛がもじゃもじゃと全身に生えている。
タワシにもなりそうだ。
長い毛は固くなく、右へ左へしなる。
見慣れてしまったから何とも思わないけど、
初めて見る人の中には
「なにこれ、気持ち悪いっ」
と言う人もいる。
虫か何かグロテスクなものを想像させるのだろうか。
爪で真ん中にぎゅぎゅっと切れ目を入れて、両側にぱかっと割ると、
ほらっ、こんなすべっとした実が出てくる。
ピンポン玉より小さく、果肉はしっかりしている。
ビワのような食感だろうか。
ジューシーではないけど、ほどよい甘さの果汁がある。
中にはアーモンドサイズの種が入っているが、これがちょっとクセモノ。
薄い皮がぽろっと剥がれて、果肉にひっついてしまうのだ。
薄皮が口の中で混ざってしまうので、とても食べにくい!
雨季にたくさん出回っておいしいんだけど、皮をいちいち取り除かないといけないのがちょっと面倒で、どうしても食べる回数が減ってしまう。
フリーズドライのマンゴスチーン
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この間、果物の王様ドリアンについて書いたので、今回は果物の女王マンゴスチーンについて。
ドリアンは熱を持っている果物だから、体を冷やすマンゴスチーンと一緒に食べたほうがいいと聞いたことがある。
同じ時期に出るし、フルーツのキングとクイーンがペアになってお似合いかも。
(でも一緒に食べてもおいしそうでないけど……)
タイは果物が豊富なので、生のままだけでなく、お菓子としてもよく食べられる。
ココナッツミルクに入れて煮たり、お餅に包んで蒸したり。
長く保存したい場合は、パイナップルやマンゴーだったら煮詰めてもいいし、バナナやジャックフルーツ、ドリアンなら乾燥させてチップスにしてもいい。
とにかくバラエティーに富んでいて楽しめる。
つい最近スーパーで発見したのが、なんとフリーズドライのマンゴスチーン!
軽くてカサカサしているものの、容姿はマンゴスチーンそのものだ。
香りはなく、かむとカリッとするが、すぐ口の中で砂糖菓子のように溶けていき、ほんのりした甘酸っぱさが舌に残る。
生のマンゴスチーンと比べると月とすっぽんの差だけど、保存料などが無添加で、ちゃんとパッケージに入っているのでお土産にいいかもしれない。
興味のある人はスーパーでお求めを!
ドリアン漬け
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ドリアンがたくさん並ぶ季節になった。
トラックに山積みになって売られているけど、1コ買うには多いという人には写真のようなパック入りもある。
でも、おいしいのは、やっぱり割りたて。
全然クセも臭いもなく、苦手な人でもきっと食べられると思う。
話は変わるけど、この間テレビを見ていたら、ドリアンの出荷風景を映していた。
まず、ドリアンのゴミをきれいに取る。
それで出荷かと思いきや、丸ごとポチャンと防腐剤が入った液につけた。
そして枝の切り口には熟すための促進剤(?)を塗っている。
「ちゃんと許可を得た液体なので大丈夫よ」
と農家の人は言っている。
ドリアンだけでないし、日本でもどこでもにたようなものだろうけど、
あれを見たらちょっと手を出せなくなってしまった。
ラムヤイの季節
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ラムヤイといえば北部の名産。
田舎に行けば、ラムヤイの果樹園が広がっているし、街中のあちこちでも見ることができる。
私がチェンマイに来た頃は1キロ60B(約200円)ほどと高価だったけど、「ラムヤイは売れる!」といって大勢が植え始めたため、価格が暴落。
今では15B(約50円)という値段がつくこともある。
以前も書いたけど、私の友達の実家もその1つで、手間暇かけたわりに利益が上がらず、「やってられるか!」とラムヤイを全部伐採し、薪として売ってしまった。
30、50年後を考えて、今はその土地でチークを植えている。
実家のラムヤイはもう食べられなくなってしまったけど、ラムヤイを育てている家はまだまだ多く、この時期になると誰かしら持ってきてくれる。
この間、木を見たらだいぶ実が大きくなっていたので、そろそろ口に入る頃かな。
バナナの生命力!
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ソンクラーン期間中に友達のバナナ農園へ行ってきた。
しばらく見なかったら、
小さな苗が見上げる高さになっていて、
バナナのジャングルのよう。
手を回すとちょうどぴったり。
ちなみにこの少年は身長155センチだ。
タイではお馴染みの風景だけど、
バナナはこんな風になっている。
バナナを採ってしまった木はもう実がならないので、
伐採してしまう。
でも、根元からニョキニョキと次の芽が出てくる。
これはお菓子によく使われるナムワー種。
バナナは青いうちに採って、2、3日放っておき、黄色く熟したら食べる。
でも、熟したものがあったので食べてみた。
といっても、私はバナナが大の苦手。
バナナシェークやバナナケーキも食べられない。
シンガポールにいた子どもの頃、家のドアにモンキーバナナがいつもぶらさがっていて、大好きで毎日毎日食べていたら、ある時から一切食べられなくなってしまったのだ。
でも、一口だけパクリ。
さっぱりしていて、「意外と食わず嫌いだったかも?」と思った。
だけど、25年以上「苦手」できたので、匂いと食感の先入観のほうが強く、
やっぱり食べた後は気持ち悪くなる気がした……。

つぼみ(苞)の中にはマッチ棒ぐらいの花がびっしり。
この上の部分がバナナになる。
横から見ると桜エビ、正面から見るとナメクジみたいだ。

ある程度バナナの実がついたら、成長が悪くなるため、つぼみは切り落とさないといけない。
そして赤紫色の皮をむいた白い部分は野菜として食べることができる。
パッタイ(タイ焼きそば)やカノムジーン(素麺)によくついてくる。
渋味があるけど、料理と食べると不思議とまろやかで甘味すら感じる。
皮をむくと、そこには小さなバナナ群が!
1枚、2枚とむいても、小さくはなるが
バナナが自分の出番を待っている。
いったい、その下はどうなっているのだろう?
興味半分でタケノコのように
どんどんめくってみた。
30枚以上めくっても、どんぐりサイズになっても、
まだまだ出てくる、出てくる。
好き、嫌い、好き、嫌い……と占いをするぐらい、
いくらでもめくれる。
←元のサイズとこんなに違いがある!
こんなに小さくても、
ちゃんとバナナ予備軍がいる。
そしてまだまだめくれる。
すごい生命力・繁栄力だ。

だから、結婚式や新築祝い、長寿式などの儀式の時に、バナナの木が用意されるんだろう。
カシューナッツの実
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カシューナッツというと南部の名産だけど、
チェンマイでも見ることができる。
これはチェンマイ大学にあるもの。
形がカシューナッツそのままでかわいい!
大きさはソラマメぐらいで、まん丸と分厚く、とても硬い。
ちょっと爪で切れ目を入れると、粘々した液が出てくる。
こんな小さな花を咲かす。
金木犀ぐらいだろうか。
実が熟したら、一つ一つナイフで殻を割っていく。
(たぶんこれは煎ってある)。
これだけ手間がかかっているから、
高い値がつくのも納得だ。
するとこんな見慣れたカシューナッツが出てくる。
油で揚げたものと煎ったものがあるけど、
私は煎ったもののほうが香ばしくて好きだな。
マファイ
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「マプラーン」と名前を間違えてしまった「マファイ」が市場に並ぶようになった。
オレンジ色を帯びた黄土色の実で、大きさはプチトマトほど。
中は房に分かれていて、ロンコンに似ているが、マンゴスチーンのように少しねっとりしている。
最初、発酵したような独特の味がし、種の周りに近づくにつれ酸味が出てきて、最後に歯の周りに渋みが残る。
上に爪で切り込みを入れるときれいに割れる。
1キロ20B(約70円)。
マムアン・レート
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マンゴーがどんどん安くなり、熟したマンゴーがすでに1キロ20-30B(約70-105円)に下がった。
市場へ行く度に1キロ買い、毎日1個2個と食べる。
いつもナームドークマイ種を買うが、
←こんなマンゴーもある。
特別変異か?
これもあれもそれも。
ちょこんと突き出ている。
マンボウのようでもあり、
オウムのようでもあり、
サーフィンボードのようでもあり、
サイにも見える?
実はこのマンゴーの名前は「マムアン(マンゴー)・レート(サイ)。サイ・マンゴーだ。ぴったりの名前だ。
大きさは指をぴんと伸ばした時の手のサイズほど。クリーム色で少しスジっぽく、果肉は少ないけど、水分が多い。味は薄い砂糖水のようなタンスのような……(?!)。
青いうちに食べる品種だから仕方ないのだろう。タイ人の友達は青いサイ・マンゴーが最高においしいと言っていた。
今度は青いのを探してみよう。




