お寺に初詣
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早朝、お供え物と旗を持ってお寺へ向かう。この日は民族衣装を着ている人が多く、
暮らしの中に布が生きているなと嬉しく思う時だ。
昨日運んできた砂で作った砂の塔(ジェディー・サーイ)に色とりどりの旗をさす。
七夕のような旗は手作り。
十二支のスタンプが押された旗もある。
ラーンナー(北タイ)では、イノシシが象になっている。
旗を立てるのは、地獄に落ちた人が旗を伝って天国に昇っていかれるよう、死んだ時に天国へ行かれるようになどという意味があるそうだ。
タイでは人が亡くなると、火葬して遺灰をロケットで空に打ち上げたり、川に流したりするけど、お墓を持つ人もいる。
友達の家はおじいさんやおばあさんのお墓があり、毎年元旦に親戚一同が集まり、お坊さんにお経をあげてもらう。
参拝が終わると、また1日水かけが
続く……。
良い1年になりますように!
ソンクラーンの準備
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ソンクラーンは日本のお正月・盆と同じで帰省ラッシュ。長距離バスや列車、飛行機で帰る人もいるけど、近場の人は乗り合いソンテオ(ピックアップ)を利用する。
お土産をたくさん積んだり、バイクをのせてくれたりするので便利。
このソンテオ、前に2台、後ろに2台バイクがのっている。
どうやってのせたか不思議だけど、ひっくり返らないか見ていてハラハラ、ドキドキ。 
宝くじを買って一攫千金を狙う。
お正月ジャンボ宝くじとノリは同じ?
若者は夏休みの間だけ、髪の毛を染めてオシャレをする。
染めている途中。
田舎だとこんな姿でフラフラあっちへ行ったり、こっちへ行ったり。
ニキビのチェックも入念に。
おばさんも髪を切ってさっぱり。
親戚の子どもに切ってもらう。
私も暑いので切った。美容院でだけど。
もっともっと短くして涼しくしたい。
各家庭ではお供物の用意に大忙し。
茶色くなったバナナの葉を裏庭から採ってきて、
洗い、四角く切る。

タバコを入れて手の平でぐりぐりと転がすと葉巻のようになる。
それを糸で結べばほら、葉タバコのできあがり。

チャッパルーという葉に石灰水をつけ、ぐるぐるっと巻く。
ビンロウの実をつけて糸で縛れば、お供え用の噛みタバコのできあがり。

そうそう、大切なのを忘れていた。
もち米のお酒だ。
この時期、それぞれの家で作って振舞われる。
もち米の下には透明の甘い液体がたっぷりと入っている。
ピンク色のはバナナで作ったお酒。
全然バナナの匂いはなく、甘いので女性に人気がある。
その他、干したラムヤイを漬けたお酒もあった。
あれもこれも味見しなと勧められるけど、そんなに飲めないので断ると、
「リス族の家では飲んだのにうちのは飲めないのか?」
と、すでに酔っ払っている親戚のおばちゃんに言われ、またグビグビ……。
ぷはっー、ラムヤイのは焼酎につけているので喉がヒリヒリとするほどきつかったけど、もち米のお酒はまろやかでおいしかった。
ソンクラーン
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私はソンクラーン3日目が大好きだ。なぜかというと、毎年4月15日になるとだいたい雨が降るからだ。チェンマイだと11日頃から水掛けが始まり、13・14・15日に本格的に水を掛け合うと、夕方あたりから雨雲が出てくる。熱したアスファルトに水がかかり、それが蒸発を数日間繰り返し、空に届くせいだろうか。
今年も例外でなく、昨晩8時頃から風が出てきて、砂埃で目の前が見えないぐらいの突風が時々吹いた。そして停電。その後、カミナリと共に大雨が続き、一気に気温が下がる。
「サッジャイ!」気持ちスッキリ、満足! 最高の気分だ。
お祭りの代償
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朝、お寺を参拝した後、アパートを守る祠と土地を守る精霊にお祈りをする。「ナームソンポイ」という種と花が入った水を部屋やバイク、職場、自分たちの頭などにふりかけ、健康と安全、幸福、商売繁盛を祈る。
そしてまた部屋に閉じこもる。暑くて変になりそうなので、クーラーをつける。外ではまた今日も水掛けが派手に行われているのだろう。最終日なので、熱の入りようはきっとすごいはずだ。ちょっと見に行こうかなと何回も思い、外に一歩出るけど、あまりの暑さに部屋に戻ってしまう。
ニュースでは、今年の事故をレポートしている。4月7〜14日の死者は既に393人。去年よりは少ないそうだ。今年のソンクラーン期間中(10日間)の目標死者数(と書くと変だが、要するに、これ以上は出さないという目標。本当は「0人」とするべきなのに)は506人。あと113人で目標数を越えてしまう。そして、そうなる可能性があるのが恐ろしいところ。
今の時点で最高死者数を出しているのは、ピッサヌローク県の16人。いつも1位のコラートを抜いたという。一番多い事故原因はピックアップのスピードの出しすぎ。そしてバイク、自動車と続く。事故件数にいたっては、数万件だろう。水掛けは楽しいし、はしゃいでもいいけど、このめでたい時にばかげたことで命を落としてしまうのは考えものだ。
参拝
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朝6時に起き、民族衣装に着替えてお寺へ。昨日作ったご飯や摘んできたお花をお供えする。十二支が描かれた旗も持っていき、昨日作った砂の仏塔にさす。先祖が地獄から旗に掴まって天国に昇って行かれるように祈る。
お寺で読経した後は、年配者の家へ挨拶参り。その後は、相変わらず水掛けが続く。
お正月の準備
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村の全てが親戚ではないけど、子供が集まる、集まる。大きい子が小さい子の面倒をよくみている。
今日は家族総出で、明日お寺に持って行くお供え物の準備。バナナの葉を1枚ずつ拭いて、適当な大きさに切っていく。それにもち米のお菓子「ジョッグ」と鶏肉料理「ホーヌンガイ」を包んでいく。それが終わると、精霊に供える巻きタバコや噛みタバコを1つ1つ作る。それだけで半日の作業。だけど、家族や親戚一同でお喋りしながらなので、あっという間に終わってしまう。
午後からは、お寺に持って行く砂を川に拾いに行った。お寺へ行く度に、靴の底に砂をつけて持って帰っているので、それを返しに行くためだ。またまた子供10人、大人5人ぐらいがピックアップの後ろに乗り、川まで出かける。子供は川で水遊び。大人はバケツいっぱいの砂を車に運ぶ。川では博打を楽しんでいる男性がいる。
お寺に砂を運んで、砂の仏塔を作る。夜は自宅で作った白酒のようなものを飲みながら、カラオケ大会。村のあちこちで笑い声が聞こえてくる。
ソンクラーンの水掛け
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タイのお正月が始まった。街中にいても恐怖なので、友達の実家に行くことにした。チェンマイから車で約1時間だけど、山や畑、川に囲まれている田舎。年に1度は遊びに行くので、顔見知りが何人もいる。ーというより、村全体が親戚という感じなので、とりあえず会う人全員に合掌する。
子供たちは朝から晩まで道路に出て水掛けに専念。行き交う車やバイクに向かって、バシャー、バシャーっと水を掛けまくる。
私と友達は近所をブラブラ散歩して、ワラビやビワのようなマパンという果物を採り、夕飯にする。
夜は雨が降り、停電。ロウソクを灯して、シャワーを浴びたり、本を読んだり。窓から涼しい風が入ってきて、9時過ぎには眠ってしまった。
ソンクラーン開始!
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市内のお堀では既に水掛けが始まっている。本当は13日からなのに、チェンマイはいつも11日から。出かければザバザバと水を掛けられる。日中、外に出られない日々がやってきてしまった・・・・・・。今年は写真を撮りに、ずぶぬれになってみるかな。
でも、お堀の水は嫌だ・・・・・・。
暑いソンクラーンと死者
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暑いというより熱い。
雨が全然降らず、気温は優に40度を超えている。
湿度がないだけまだいいけど、この熱風だけは勘弁だ。
脳みそが溶けてしまい、昼間はただそこにいて唸ることで精一杯。
写真のように水掛けをすれば涼しくなるのだろうか。
それにしてもソンクラーン中の死者が500人前後というから恐ろしい。
日本のお正月でこんなに死ぬかいな。
タートンのソンクラーン
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こもって仕事をしようと思っていたけど、バンコクから友達が来たので、北部へ小旅行することになった。
チェンマイから車で約4時間のタートンという町に向かった。
道にはバケツを手にした若者がぞろりと立ち、車にジャバジャバと水を掛けてくる。
タートンには山の上にお寺がある。
一緒に行った友達が以前そこで短期間出家したこともあり、そこに泊めさせてもらうことになった。
お寺といえどもクーラーもシャワーもついている部屋で快適。
何よりも、そこからの景色の美しいこと、美しいこと。
その美しさは息をのむほどで、この町に住んでみたいなと思ってしまった。
昼間でも涼しいのが嬉しい。
川では子ども達が泳ぎ回り、大人たちは水につかりながらお酒を飲んでいた。




